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インフル感染拡大続く 7月以降累計317万人

2009年10月26日

インフル感染拡大続く 7月以降累計317万人

国立感染症研究所は23日、18日までの1週間に全国約5千の定点医療機関から国立感染症研究所に報告されたインフルエンザ患者数は8万4976人、1機関当たり17・65人で、前週(6万1583人、12・92人)より増加したと発表した。患者の大半は新型インフルエンザとみられる。

 この1週間に受診した新たな患者数は推計約83万人(前週約64万人)で、7月上旬(6日)以降の推計患者数は累計で317万人となった。

 都道府県別では鳥取を除く46都道府県で報告数が増加。北海道が最多で1機関当たり57・93人。次いで愛知(31・78人)、福岡(29・08人)、神奈川(25・19人)、大阪(23・25人)、埼玉(22・97人)、東京(22・20人)、兵庫(22・09人)、沖縄(22・05人)、秋田(19・29人)の順。
  

Posted by 弥永協立病院スタッフ at 09:16Comments(0)ニューストピックス

日本人の大腸癌対象試験、結果報告~癌治療学会2009

2009年10月26日

日本人の大腸癌対象、XELOXとベバシズマブ併用試験の最終結果が報告【癌治療学会2009】


進行または再発大腸癌を対象に日本で行われた、XELOX療法と抗血管内皮成長因子(VEGF)抗体製剤ベバシズマブ(BV)を併用投与するフェーズ1/2試験の最終報告が出た。フォローアップ期間の中央値が32.0カ月で、全生存期間中央値は27.4カ月となった。成果は10月22日から24日に横浜市で開催されている日本癌治療学会でXELOX+BV試験共同研究グループを代表して栃木県立がんセンターの浜本康夫氏が発表した。

 対象は全身状態の良い未治療の進行または再発大腸癌。患者は1日目に7.5mg/kgのベバシズマブ投与とXELOX療法(1日目に130mg/m2のオキサリプラチンを投与し、1日目から14日目まで1日2回1000mg/m2のカペシタビンを投与)を3週おきに行った。このレジメンは病気が進行するまで続けられた。

 試験は6人の患者を対象にXELOX療法の安全性を確かめるステージ1、6人の患者を対象にベバシズマブとXELOXの併用療法の安全性を確認するステージ2、ベバシズマブとXELOXの併用療法の効果と安全性を確認するステージ3で構成された。ステージ2と3には58人(うち男性40人)の患者が登録された。

 解析の対象となったのは57人。完全奏効(CR)が2人(4%)、部分奏効(PR)が39人(68%)、安定状態(SD)が9人(16%)、病勢進行(PD)が1人(2%)、評価不能が6人(11%)だった。全体の奏効率は71.9%(95%信頼区間:58.5-83.0)。無増悪生存期間中央値は11.0カ月だった(フォローアップ期間中央値15.2カ月)。相対用量強度中央値はカペシタビンが0.74、オキサリプラチンが0.86、ベバシズマブが0.91だった。

 化学療法に特徴的な副作用は、グレード3の好中球減少が14%、グレード4の好中球減少が2%、グレード3の血小板減少が7%、グレード3の末梢性感覚ニューロパシーが17%などだった。ベバシズマブに特徴的な有害事象はグレード3の高血圧が5%、グレード3の尿中蛋白陽性が5%、グレード3の肺動脈血栓症が2%だった。  

Posted by 弥永協立病院スタッフ at 09:13Comments(0)ニューストピックス

併用ホルモン補充療法は閉経後女性の肺がん死を増やす

2009年10月22日

閉経後女性に対するエストロゲンとプロゲスチンの併用ホルモン補充療法は、
肺がんの発症率には影響しないが、肺がん死を増加させることが、
アメリカHarbor-UCLA医療センターLos Angelesバイオメディカル研究所の
Rowan T Chlebowski氏らが行ったWomen’s Health Initiative(WHI)試験の
事後解析で示された。


併用ホルモン補充療法は骨折や結腸・直腸がんのリスクを減少させるものの、
心血管疾患、冠動脈心疾患、脳卒中、静脈血栓塞栓症、乳がんのリスクを
増大させることがわかったため、WHI試験は早期中止となっている。


Lancet誌2009年10月10日号(オンライン版2009年9月20日号)掲載の報告。

  

Posted by 弥永協立病院スタッフ at 11:31Comments(0)ニューストピックス